小学生向け対話型デジタルリテシー授業「ここスマ」
知識ではなく、体験を育てる。新しいデジタルリテラシー授業
『ここスマ』の名前の由来
スマホ・SNS利用の低年齢化が進み子ども達は準備なくデジタルの世界と向き合っています。
相手の気持ちを想像する経験が不足し、些細なことから「いじめ」に発展するケースが増加しています。
SNSを通じて子どもを狙うサイバー犯罪は、年間およそ2000件にのぼります。
SNSやスマホのトラブルは、知識不足ではなく、「どう考えたらいいかわからなかった」
「誰に相談していいかわからなかった」ことから深刻化します。
正解を教え込むだけの知識教育では、子どもたちが自ら考え、行動する力は育ちません。
必要なのは、考えなの、対話し、相談する「体験」です。
子どもたちが「正解を学ぶ」のではなく、考え、話し、相談する体験を45分で提供する
対話型デジタルリテラシー学習プログラムです。
トラブル時の考え方や、相談の選択肢を、対話と体験を通して身につけます。
1導入(5分)
動画視聴により、ケーススタディを自分事として捉える。
2 実施(25分)
4〜5人のグループでカードを使い、主人公の気持ちや取るべき行動について対話する。
3 発表(10分)
グループでの気づきをクラス全体で共有し、多様な考えに触れる。
4 振り返り(5分)
「こころサポーター宣言」として、自分が大切にしたい行動を言語化し書く。
気持ちカード
主人公の気持ちを想像し、言葉にする手助けをします。
「悲しい」「びっくりした」など、
感情を客観的に捉えるきっかけになります
勇気カード
「友達に相談する」など、具体的な行動の選択肢を提示します。どんな勇気を使えばいいかを考え、その理由を話し合うことで、思考を深めます。
「ここスマ」は一過性のイベントではありません。45分の授業を起点に、子どもたちの内面に確かな変化を生み出し、長期的な成長の基盤を築くために設計されています。
自己表現の成功体験
自分の気持ちや考えを言葉にし、受け止められる安心感を得る。
相談の選択肢の獲得 困った時に、「誰かに相談する」という具体的なイメージができるようになる。
傾聴姿勢の芽生え
自分と他者の考えの違いを知り、相手の話を聞こうとする姿勢が育つ。
教師の新たな発見
普段の授業では見えにくい子どもの感情や関係性を把握できる。
実践的デジタルリテラシー SNS利用時に、「一度立ち止まって考える」行動が定着する。
配慮ある言動の定着 発言・発信前に相手の立場を想像する習慣が育つ。
孤立の回避
トラブル時に1人で抱え込まず、早い段階で周囲に頼る行動が見られる。
心理的安全性の醸成
クラス内に「相談してもいい」という空気が広がる。
トラブルの未然防止 いじめ、深刻なSNSトラブル、ネット犯罪を未然に防ぐ。
非認知能力の基盤形成 自己肯定感・自己効力感を高め、デジタル社会を生き抜く基礎力を育む。
地域連携の基盤づくり 保護者や地域が関わることで、学校と地域が連携して子どもを見守る体制が育つ。
学校・先生にとってのメリット
・準備が少ない
・専門知識がなくても実施可能
・クラスの雰囲気作りにつながる
・ゲーム要素で子どもが前向きに参加
教育課程への柔軟な適合
道徳、総合的な学習の時間、特別活動など、特定教科に縛られず活用可能です。
安心のプログラム設計
行動変容を強制せず、体験と対話による自発的な気づきを重視するため、学校・行政が導入しやすい。
2025年8月17日に神戸市にある民間学童「のびてっく」さんよりご依頼いただき『ここスマ』イベントを開催。
参加してくれた子どもたちはスマホをまだ持っていない1・2年生が大半でしたが、このカードゲームを通してスマホで起こりうるトラブルを理解し、どんな気持ちになるか?を想像しました。
カードを使い言語化ができ、どんな勇気を使えばいいかを考えることができ大好評でした。スマホを持つ前の子どもたちですが、人の気持ちを考えるという体験が今後のお友達との関係性にも良い影響を与えそうです。
上記の写真は実際に使用するカードおよび導入映像の一部です
このプログラムは、お子さま自身が「自分の気持ちを言葉にする力」や「相手を思いやる心」を主体的に育むことを目的としています。
親御さんには後方支援として、お子さまがどんな学びを得たのかを知っていただき、家庭で自然に会話が生まれるきっかけにしていただければと思います。
困ったときに「こころサポーターを思い出して一緒に作戦を考えよう」と親子で相談できる関係を築くことが、ここでの学びを継続的に活かす方法です。
親御さんは「こうしなさい」と指示するのではなく、子どもが先生や仲間とのやりとりを通じて自分の心と向き合う時間を見守り、支えていただけると嬉しいです。
対面(カードを使ったゲーム形式のため、会場での実施となります)
・お子さまの人数が6名以上の場合は、保護者さまやスタッフなどサポートしてくださる方の同席が必要です。
※追加料金にて当協会でサポート人員を手配することも可能です。
・カードを使用しない場合は、カードの言葉リストを活用したオンライン実施も対応可能です。
児童館や地域の子ども向けイベント
学校の特別授業・PTAイベント
子育て支援団体の親子ワークショップ
自治体・行政主催の教育講座
企業の子ども向け教育・家族向け福利厚生研修
このプログラムは、私自身が子育てをする中で、シャイで自分の気持ちをうまく伝えられなかった娘がスマホを持ったことで、人とのコミュニケーション能力がより問われる場面に直面した経験から生まれました。
スマホをきっかけに娘の心の成長を支えるにはどうすればいいか、親子で一緒に考え、試行錯誤する中で「スマホを持つ子どもには、心の準備が必要だ」と強く感じたことが、この教材を作る原点です。
子どもたちが楽しく身につけられるように、スマホのデジタルリテラシーとこころの避難訓練を組み合わせ、ゲーム形式のプログラムとして作り上げました。
教材開発者
玉井知世子(NPO法人日本シニアデジタルサポート協会 代表/看護師)
① 申し込みフォーム送信
② 当協会からご希望の内容で開催ができるかを連絡(予算・場所・日程を含め)
③ 事前打ち合わせをした後、当日講座を開催