スマホをこれから持たせたいけれど、ネットトラブルやSNSでの言葉遣いが心配な方へ。
また、すでにスマホを持たせているけれど「このままで大丈夫?」と感じている保護者の方へ。
この『ここスマ』は、<こころ+スマイル+スマホ> を合わせたプロジェクト名。
スマホをこれから持つお子さまにも、すでにスマホを持っているお子さまにもおすすめです。持つ前の「心の準備」から、持った後の「安心して使うための力」まで、親子で自然に会話を続けながら、お子さまが安心してデジタル社会を楽しめるようサポートします。
講座プログラム 『ここスマ』の内容
「ここスマ=こころ+スマイル+スマホ」
1部:ミッション型カードゲームワーク(90分程度)
主人公ヒカルさんが巻き込まれたスマホトラブルを物語として追体験しながら、トラブルの原因や心の動きを探る
子どもたちは物語の中で「ヒカルさんを助けるこころサポーター」になり、傷ついた気持ちを整理し、どんな言葉をかけたらいいか、どんな勇気を出したらいいかを考える
ミッションをクリアしながら、相談する勇気を持つ大切さを学ぶ
(上記の写真は実際に使用するカードおよび映像の一部)
2部:心が輝くコミュニケーションワーク(90分程度)
「言葉を優しく変えることで自分も相手も大切にできる」ことを学ぶ
自分で自分を幸せにできるように自己肯定感を高める内容
「困ったときに誰に相談できるか」「どう相談すればいいか」を具体的に考える。
大人向けの自己啓発やコミュニケーション研修でも扱われる内容を楽しく学べる。
(上記の写真は講座を受けている子ども達のイメージおよび教材の一部)
この講座で身につくこと
1部:ミッション型カードゲームワーク
スマホを使うことで起こりうるトラブルの具体例を知る
トラブルに巻き込まれた子の気持ちを想像し、心の動きを整理する力を育む
自分の気持ちを言葉で表現する力を育む
傷ついたとき、どんな言葉をかけたら心が楽になるかを考える力を身につける
第三者目線で学んだ内容を自分の生活で活かす力を身につける
自分と人の考え方は同じではないことを学び、他者理解を深める
2部:心が輝くコミュニケーションワーク
言葉を優しく選び、自分も相手も大切にする力を身につける
自分の気持ちや心の持ち方を振り返り、自己肯定感を育む
困ったときに誰に相談できるか、どう相談すればいいかを具体的に考える力を身につける
スマホのトラブルを予測し、日常生活で活かす力を身につける
コミュニケーション力を高める
対象年齢
小学3年生以上(低学年でも言葉を簡単にして実施可能)
子どもが主体の講座ですが、保護者の方が一緒に見守りとして参加することも可能です
自己肯定感やコミュニケーションを子どもに身につけさせたい方
親御様へ
このプログラムは、お子さま自身が「自分の気持ちを言葉にする力」や「相手を思いやる心」を主体的に育むことを目的としています。
親御さんには後方支援として、お子さまがどんな学びを得たのかを知っていただき、家庭で自然に会話が生まれるきっかけにしていただければと思います。
困ったときに「こころサポーターを思い出して一緒に作戦を考えよう」と親子で相談できる関係を築くことが、この講座のゴールです。
親御さんには「こうしなさい」と指示するのではなく、子どもが先生や仲間とのやりとりを通じて自分の心と向き合う時間を見守り、支えていただけると嬉しいです。
実施様式
対面(カードを使ったゲーム形式のため、会場での実施となります)
・お子さまの人数が6名以上の場合は、保護者さまやスタッフなどサポートしてくださる方の同席が必要です。
※追加料金にて当協会でサポート人員を手配することも可能です。
・カードを使用しない場合は、カードの言葉リストを活用したオンライン実施も対応可能です。
実施シーン・場所の例
児童館や地域の子ども向けイベント
学校の特別授業・PTAイベント
子育て支援団体の親子ワークショップ
自治体・行政主催の教育講座
企業の子ども向け教育・家族向け福利厚生研修
受講特典
講座で使用したワークシートをお持ち帰りいただけます。
当協会オリジナル「気持ちカード」「勇気カード」を希望者に別売りでご用意しています(講座当日にお申し込み可能です)。
講師
『ここスマ』 開発の経緯と開発者の想い
このプログラムは、私自身が子育てをする中で、シャイで自分の気持ちをうまく伝えられなかった娘がスマホを持ったことで、人とのコミュニケーション能力がより問われる場面に直面した経験から生まれました。スマホをきっかけに娘の心の成長を支えるにはどうすればいいか、親子で一緒に考え、試行錯誤する中で「スマホを持つ子どもには、心の準備が必要だ」と強く感じたことが、この教材を作る原点です。
また、私自身も学校で「正しいコミュニケーションの方法」を学んだ記憶はなく、家庭や環境の中で自己流に身につけてきた言葉づかいが、対人関係に大きな影響を与えてきました。男兄弟の中で育った私は、時に言葉が強くなりがちで、伝え方の大切さに気づいたのは大人になり自己啓発を学んだときでした。そのとき「コミュニケーションは自分も相手も大切にできる力であり、子どものころから学ぶべき大切なスキルだ」と確信しました。
この力を子どもたちが楽しく身につけられるように、スマホのデジタルリテラシーと心の成長を組み合わせ、ゲーム形式のプログラムとして作り上げました。コミュニケーションのノウハウを知ることで、自分に優しくなり、人にも優しく接することができ、日々がより楽しくなります。
このプログラムには、「ここスマ」という名前をつけました。
「ここスマ」は「こころ(心)」と「スマイル(笑顔)」、そして「スマホ」を掛け合わせた言葉で、スマホを通して子どもたちが自分の心を守り、友達と笑顔でつながれる力を育てたいという思いを込めています。
現在はシニアや障害者を対象としたデジタルサポート活動を行っていますが、スマホを持つ年齢がどんどん低年齢化する今、私自身の経験が少しでも役立てばという思いで、このプログラムをお届けしています。
教材開発者
玉井知世子(NPO法人日本シニアデジタルサポート協会 代表/看護師)
受講までの流れ3ステップ
① 申し込みフォーム送信
② 当協会からご希望の内容で開催ができるかを連絡(予算・場所・日程を含め)
③ 事前打ち合わせをした後、当日講座を開催
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